面白い離婚

変なタイトルですが、わたしの悲惨で笑えるかつての結婚生活を、ネタに変えて紹介しています。正確には面白い離婚というより、今思えばなんだこりゃな結婚生活についてのブログです。

結婚式1週間前の衝撃

私の結婚生活は、結婚式の2か月前から始まっています。

結婚式の2か月前、彼の誕生日に入籍し一緒に暮らし始めました。

入籍の日から、彼は仕事が忙しく、帰りはいつも日付の変わる直前または泊まり込みで帰らない日も多くありました。

両親と祖父母、兄弟と一緒に暮らしていた私は、『ふたり暮らしって、こんなにさみしいものなのか・・・』としょんぼり暮らし始めました。

夕食を作っても、食べてもらえないことも多く、結局その日食事がいるのかいらないのかわからない毎日。

かと思えば、私が仕事を終えて帰ると、ソファで疲れ切った彼がぐうぐう寝ていることも!!

2DKのアパートでは彼を起こさないように料理をするのは無理。

当然眠りから覚めた彼はおなかがすいて不機嫌です。

なんとか彼に喜んでもらいたい、疲れを癒したいと、必死に結婚式の日までいろいろ無駄な そう無駄な努力を日々積み重ねておりました。

 

 

結婚式をされた方はご存知かと思いますが、結婚式前っていろいろやることが山積みです。

各種一覧表の作成、衣装決め、引き出物決め、お料理のランク決め、出席者の確認…。親族だけの披露宴でしたが、それなりにやることはたくさんあって私は仕事の合間にそれらを片付けておりました。

私は結婚式を行うホテルに勤めていて、結婚式の担当も何度か経験しているのでこのことについては楽でした。

ただ、当然彼はほぼノータッチ。

 

自分の衣装決めだけは何度も衣装店に足を運び、最終的にカタログで取り寄せてもらうというこだわりを見せましたが…。

 

そして結婚式の一週間前。

衝撃の出来事が起きたのです。

 

私たちの結婚式は、彼の職場であるホテルの仕事が落ち着く正月明け。

結婚式一週間前はお正月です。

 

すでに入籍は済ませていますから、まず彼の実家に、嫁として初めてのお正月訪問…。

正装して…と思ったら、彼からとにかく地味なスーツを着るように言われました。

ま、嫁だし。

初お正月だし。

控えめにということ・・・・???

 

彼が運転する車で、彼の実家の近くまで・・・そして車は、実家ではない場所へ!

 

 

 

つれてこられたそこは、新興宗教の大きな建造物でありました!!!!