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面白い離婚

面白い離婚なんてないと思いますが、ただ楽しく読んでもらえたらいいなと思います。

指輪を買いに行った日。

めずらしく更新早め。
ふと思い出したので、思い出しているうちに書いておこうと思います。
時系列がむちゃくちゃですが、いつかパソコンを買ったらなんとかまとめます。

パソコン、持っていたんですけどね…。
離婚したときに彼にあげてしまいました。



さて、『指輪を買いに行った日』のおはなし。
そう、結婚指輪です。
お金もなかったので、豪華な婚約指輪ははじめから諦めていましたが、わたしは結婚指輪は欲しかったのです。
ちゃんとした結婚指輪。
でも、別にこだわりはありませんでした。
近所でいいので、ふたりで素敵なお店に行って、気に入ったものを買ってもらえたら、すごく嬉しい。
その事を彼に伝えました。

お店は、彼の勤務先のホテルと提携しているブライダルリング専門店に行くことになりました。
ブランドなどにこだわりはないので、全然オッケー。
彼と一緒に、会社からの紹介状を持ってそのお店にいきました。
きらきらときれいな指輪が並べられ、きらきらと美しい女性店員さんが満面の笑みでお迎えしてくれます。
事前にパンフレットである程度の希望を決めていたので、何点かの実物を見せてもらいました。
どれもパンフレットより素敵。
わたしはうっとりと嬉しいきもちでいっぱいでした。
実際に見てみると、パンフレットでいいなと思ったものより他のものの方が好みだったり、思っていた感じと少し違ったりで、結局、事前に第一希望だったものでないもので決定しました。

指輪の裏側に、相手へのメッセージを意味するカラーストーンを入れられるとのこと。
相手へのメッセージ=相手の指輪に、自分が選んだ石が入る という解釈ですよね?
なのに、なぜだか彼は自分の指輪の裏側に入れる石を勝手に選び決めました。
あれ?と思いながら、わたしは『あなたのそばで笑っていたい』という意味の水色の石を自分の指輪に入れてもらうことにしました。
ま、わたしがそう思っている、という解釈でいいのかな…と思い、あまり気にせずお店を出ました。


そして、帰りの車のなか。
彼の説教が始まりました。

わたしが、『そのデザインは好きじゃない』といったデザインの指輪を、店員さんがしていた。なんで『好きじゃない』とか言うのか。

店員さんがおすすめしてくれた、ピンクのストーンにしなかったのはなぜか。せっかくおすすめしてくれたのに、違う石を選ぶなんてひねくれている。

他にもたくさん言われた気がします。
帰るまで約一時間、車内はずっと説教モード。

わたしはうきうきと嬉しい気持ちはすっかりしぼんで、ただただ ごめんなさい。 を連発していました。
以降、指輪を見るたびにデザインも、裏のストーンも、いまいち嬉しくなくてときどき投げたくなっていました。

離婚時、わたしの指輪は毎日使っていたので使用感がありましたが、彼は結婚して七年間、2~3度しか着用していないので新品同様でした。
あ オークションの説明文みたい(笑)
離婚して、半年くらいで貴金属買取り屋さんにお引き取りいただきました。

『はあ?』って口があいて、笑うしかない、みたいなわたしの結婚生活でしたが悲しいこともまあそれなりにありました。
今ではこの指輪の話は、知人にするときは少し盛って大笑いネタとしてお話ししますが、今から結婚するというときに、『結婚相手のわたしより、ショップ店員さんの方が大事なんだ…』というきもちで悲しくなったのは本当です。

ま、このあとすべてにわたり、わたしはいつだって彼にとって『大事な人』ではないのですがね(笑)