面白い離婚

変なタイトルですが、わたしの悲惨で笑えるかつての結婚生活を、ネタに変えて紹介しています。正確には面白い離婚というより、今思えばなんだこりゃな結婚生活についてのブログです。

生命保険

ご無沙汰しています。


さて、表題の「生命保険」

金額にするとかなり大きな買い物です。

最近、じぶんの保険の見直しをしました。

バツイチ独身、そしておそらくこののち結婚することはありません。

子供もいないため、保険に求めたいのは自分が働けなくなった際の保証。死亡保険なんていりません。

葬式も直葬でよし。

お墓もいりません(お参りする人がいません)。

すっきりシンプルに、かつ手堅い安心。保険の真髄でしょう。



離婚して時間が経つにつれ、いろいろなことを忘れていきます。

そんな恨みつらみを忘れないため、というか「あら?どうして私離婚したのかしら?」なーんて思いたくないので、時折思い出しては記録に残す作業をしています。


そしてふと思い出しました。



ある日。


その時、彼は無職でした。

家に一日中いて、ご飯を作ってくれたり洗濯物を片付けたりしながら、ネットサーフィンに精を出す日々。


そんな彼の元に、一通の封書が届きます。

生命保険の、見直しについてのお知らせです。


生きていれば、環境も状況もかわるので、定期的に保険会社さんから確認の連絡が入ります。

もちろんそれはわかりますし、今現在もそれで私は保険の見直しを考えることができたのですが…


無職の彼に、手厚い保険が必要でしょうか。

無職の日々が長引き、若干イライラしていたところに、彼女は突然やってきたのです。

そう、保険の外交員さんです。


やってきた、と私は思っていました。

が、実際は彼が呼びつけたのです。


ある日、仕事から帰ると玄関にピカピカの美しいパンプスが。

もうその時点で、正直カチンときています。当時、宿泊施設で働いていた私は、フロントから宴会まで、全ての業務を回る日々を送っていたので、見た目より機能性重視のパンプスを履いていました。

が、そのパンプスについては「値段が高すぎる」と彼からクレームがついていました。購入したので履いていましたが、なにかにつけ「あの高級パンプスを買わなかったらこれ買えたのにね〜」などと言われていました。

ええ、パンプスに関しては完全に個人的な恨みです。

だからそれはまあ置いておいて。


美しいパンプスの持ち主は、「あ、奥様、おかえりなさい」といいました。

不愉快です。

聞いていません。

なんなのこのひと?


無職の旦那と、明らかに生命保険会社の営業さん。


無職です。

すでにお荷物です。

保険はかけてるやつも外したいくらい。

◯んだらむしろ助かるんだけど?

ぐらいの腹立ちです。


美しい人が掲示した見直しプラン。


まったくうちに必要のないプランでした。



あまりにも腹立たしかったので、保険について調べ上げ、ごくシンプルで我が家(その当時は)にあったプランを自ら作成し、それでお願いをしました。


綺麗な若い女性が来たので、普通以上にイラっとしたのだろうなと思いますが、無職子なしの人にそりゃないだろというプランを作ってくるその無神経さに、ものすごくイライラしたのは確かです。

そして、保険金の受取人を私ではなく両親に設定した彼。


別れられて本当に良かったなぁーーー!!!