年末の苦しみ。
2017年もあとわずか。
おかげさまで心おだやかな年末を過ごしています。
毎年、12月末のこの時期は憂鬱で仕方のない日々を送っていました。
ぎゃーって、叫び出したいくらい、嫌な年の暮れ。が、毎年。
なぜなら、元旦にはなぞの宗教施設にお参りせねばならぬのです。
入籍してすぐ衝撃を受けた、例の巨大施設です。
朝9時から、昼過ぎまでひたすらなぞのお話(御説法?法話?のような、しかしとりとめのないお話。しかも録音)を聞かされる元旦。
間に歌をはさんだり(当然その宗教のオリジナルソング)、全国各地の支部からのご挨拶、祝電披露などなどがありますが、信者でないわたしにはありがたくもなんともない苦痛の時間。
好意的に受け止めてみようといろいろ気持ちの持ち方を変えてみましたが、うん、無理。
離婚して二度目のお正月が来ようとしていますが、いまだに夢に見るほどのトラウマです。
ちなみに、午前中にお参り(と、彼は言っていました)が終わると、彼のご実家で親族が集まって食事です。
なぞのお題目になぞの音楽で疲れ果てた午後‥もう帰りたい。
でも、義理のご実家で何日も、一生懸命頑張らねばならないお正月を過ごすお嫁さんもいる中、わたしはたった1日です。
たった1日を耐えるだけでいいのに‥。
そう思って頑張ってきましたが、その1日すら耐え難くなりました。
がんばらなくちゃいけない、と思いながら過ごしていましたが、手放してしまった今では、一体何にしがみついていたのか、なにをがんばっていたのか、まったくもってわけがわからない。
ひとつわかるのは、そのがんばりはわたしにとって必要ではなかった、ということ。
おだやかな、年末年始がやってきます。